リフォーム、何から始める?最初に考えてほしい5つのこと

「そろそろお風呂を交換した方がいいかな」

「外壁も気になるし、給湯器も古くなってきた」

「築20年を過ぎたけれど、これから家にどのくらいお金がかかるんだろう」

家に長く住んでいると、少しずつ気になるところが増えてきます。

でも、いざリフォームを考え始めると、

「結局、何から始めればいいの?」

と迷う方も多いのではないでしょうか。

いきなりリフォーム会社を探す。
ショールームへ行く。
商品を決める。
見積もりを取る。

もちろん、それも必要になる段階があります。

ただ、その前に一度考えてほしいことがあります。

クラリノが最初におすすめしたいのは、「何を新しくしたいか」ではなく、「今の家で何に困っているか」を整理することです。

今回は、これからリフォームを考え始める方に向けて、最初に考えておきたい5つのことを紹介します。

1.まず「交換したいもの」ではなく「困っていること」を考える

例えば、

「キッチンを交換したい」

という希望があったとします。

でも、もう少し掘り下げてみると、

  • 設備が古くなってきた
  • 収納が足りない
  • 掃除が大変
  • キッチンが暗い
  • 調理スペースが狭い
  • 家事動線を改善したい

など、リフォームしたい理由は家庭によって違います。

同じキッチン交換でも、解決したい問題によって選ぶ商品や工事内容は変わります。

浴室やトイレ、洗面台、外壁なども同じです。

最初から商品を決めてしまうより、

「今、何に困っているのか」

を書き出してみる。

これがリフォームを考える最初の一歩です。

2.家全体を一度見渡してみる

リフォームを考えるきっかけは、一か所であることが多いと思います。

例えば、

「給湯器の調子が悪くなった」

「トイレが古くなった」

「外壁の汚れが気になってきた」

といった具合です。

ただ、特に築年数が経っている住宅では、気になっている場所以外にもメンテナンス時期が近づいている部分があるかもしれません。

水回り、給湯器、外壁、屋根、防水、窓、内装など、住宅にはさまざまな部分があります。

だからといって、すべてを一度にリフォームする必要はありません。

大切なのは、

「今すぐ必要なもの」
「数年以内に考えたいもの」
「まだ先でいいもの」

を分けて考えることです。

例えば給湯器を交換する予定があり、その数年後に浴室もリフォームする可能性があるなら、将来の計画まで含めて考えた方がいい場合もあります。

目の前の工事だけでなく、これからその家に何年住むのかまで考えると、リフォームの優先順位が見えやすくなります。

3.「あと何年この家で暮らすか」を考える

これは、クラリノが大切にしたい考え方の一つです。

リフォームを考えるとき、設備や工事費の話だけになりがちですが、本来はこれからの暮らしと一緒に考えるものだと思っています。

例えば、

子どもがまだ小さい家庭。

もうすぐ子どもが独立する家庭。

これから老後を迎える家庭。

親から受け継いだ実家について考えている家庭。

同じ築30年の家でも、これからの選択肢は違います。

大規模にリフォームする。

必要な部分だけ直す。

断熱や耐震性能も改善する。

将来のためにバリアフリーを考える。

建替えを検討する。

場合によっては売却という選択肢もあります。

だから、

「どこを直すか」の前に、「この家とこれからどう付き合っていくか」

を一度考えてみてください。

すぐに答えが出なくても構いません。

それを考えること自体が、リフォームの方向性を決める材料になります。

4.予算は「今回の工事費」だけで考えない

リフォームでは当然、予算も重要です。

ただし、今回使える金額だけでなく、これから家にかかる費用も考えておきたいところです。

例えば今回、キッチンをリフォームしたとしても、数年後には給湯器や外壁など別のメンテナンスが必要になるかもしれません。

築年数が進むほど、複数の設備や建物部分のメンテナンス時期が近づくこともあります。

だからこそ、

「予算があるから全部使う」

ではなく、

今やるべき工事にいくら使い、今後の住宅費をどのくらい残しておくか

という視点も大切です。

リフォームは一度で終わるとは限りません。

長く住む家だからこそ、10年、20年という時間軸で考えてみることをおすすめします。

5.分からない状態で相談しても大丈夫

ここまで読むと、

「そんなに全部考えてから相談しないといけないの?」

と思うかもしれません。

そんなことはありません。

予算が決まっていなくても、

商品が決まっていなくても、

工事内容が決まっていなくても大丈夫です。

むしろ、

「何をしたらいいのか分からない」

という段階だからこそ、まず住宅の状態や今後の暮らしについて整理するところから始めればいいと思います。

リフォーム会社に相談するときも、

「お風呂を交換してください」

だけではなく、

「冬のお風呂が寒くて困っています」

「あと20年くらいこの家で暮らしたいと思っています」

「外壁もそろそろ気になっています」

と伝えることで、検討できる選択肢が増えます。

商品ではなく、困っていることやこれからの暮らしを伝えることがポイントです。

リフォームは「家のこれから」を考える機会

リフォームというと、

古くなったものを新しくすること。

壊れたものを交換すること。

というイメージが強いかもしれません。

もちろん、それもリフォームです。

でもクラリノでは、それだけではないと考えています。

築20年、30年と暮らしてきた家なら、

「この家で、これからどう暮らしていくか」

を考える機会でもあります。

直して住み続けるのか。

どこまで直すのか。

今やるのか、数年後にするのか。

建替えた方がいいのか。

実家なら、残すのか。

まだリフォーム会社へ問い合わせるほどではなくても、考えておいて損はありません。

クラリノのブログではこれから、リフォーム費用や設備の交換時期、修理と交換の考え方、築年数ごとのメンテナンス、施工事例、補助金など、住宅について判断するときに役立つ情報を発信していきます。

そして、工事の話だけではなく、

「これから、この家をどうするか」

についても一緒に考えていきます。

家について何か気になったとき、

「まずクラリノを見てみよう」

と思ってもらえる。

そんな場所を目指して、住宅とリフォームの情報を一つずつ積み重ねていきます。